yoomija
福岡市在住、在日韓国人3世。
Pojagi * Sesttam (ポジャギ・セッタム)主宰
伝統針繊文化院 彩談亭 채담정 研究会員
2001年12月発行の「CREA Due TRAVELLER」(文藝春秋)
これに載っていたこの写真を見て、初めてポジャギをちゃんと認識したような気がします。
コチュ(唐辛子)がちょこんとのっているカラフルな布から目が離せなかったのを覚えています。
小さいころから母の影響で縫い物も編み物も大好き。本を見たりしながらいろいろ作っていました。
それまで旅行で何度か韓国には行っていたんですが、ポジャギの存在は知らずにいました。
ちょうどこの雑誌を買った頃かもう少し後に、母が「ポジャギを作りたい」と言い出したんだと思います。
でも、だからといって習える教室とかもないし、なんとなく心の中で「ポジャギ、ポジャギ」と思って過ごしていました。
母が私の結婚式のために作ってくれたウェルカムボードです。
見よう見まねでポジャギ風にしてくれました。
麻布みたいなものを使って作ることは知っていたらしく、だけど手元に韓国の布があるわけがなく、古い麻の洋服をほどいてつなぎ合わせてくれました。
今考えると、これぞ本物のチョガッポですよね^^
私のポジャギへの興味はここにきて急激に膨らみます。
2007年3月の自分のblog記事です。
【日韓友情のポジャギ展 in 福岡アジア美術館】に行ってきた。
ポジャギ、ず~っとやりたくて仕方がなかったんだけど何でだか手が出せず、縁がなく・・・。
けど、今日これに行って、もうやる気満々^^;
会場でもいろいろと情報を仕入れ、家に帰ってからはネットで調べまくり、とりあえず本かキットを購入しようと心に決めた。
今回のポジャギ展に展示してある作品、何百人もの人がそれぞれ作った作品をつなげてあるのだけれど、ひとつひとつ縫い目やデザインに個性が出ていて面白かったよ。
と、いうことでやっとポジャギを習い始めたのが2007年4月のことです。
長かったなぁ、ここまで^^
その後は福岡でkana先生の教室に2年半程通って、
2010年、kana先生の工房で小さく教室を始めさせていただき、
2011年、kana先生が教えてらした岩田屋コミュニティカレッジのクラスを引き継がせていただくことになり、
2012年、Pojagi * Sesttam としてこのホームページを立ち上げました。
2016年より、福岡市南区大楠に工房を設け予約制の教室をスタート
2017年より、韓国大邱広域市にある工房 チェダムジョン主宰のジョンユンスク先生に師事
ポジャギに出会った人たちに、ゆっくりじっくり、針を持って好きなものを作る時間を楽しんでもらいたい。
ポジャギをきっかけに、韓国のいろんな文化に触れてもらいたい。
そんなふうに思って日々勉強をしています^^
ポジャギの他に、
高校3年生で韓国伝統打楽器「チャンゴ」を始めて、現在は 韓国伝統打楽器チーム 韓ソリ 所属。
「サムルノリ」や「右道農楽」の演奏や指導をしています。
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